編集者が語る推しポイント!「ASTROGUIDE 星空年鑑 2023」

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こんにちは!星ナビ編集部の石川です。毎月の編集作業をこなしていたら、あっという間に年末になっていて驚いています。皆さんは2023年の準備はお済みですか?

アストロアーツでは、11月11日に「ASTROGUIDE 星空年鑑 2023(以下、星空年鑑2023)」を発売しました。「もう持ってるよ!」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?お買い上げいただいた皆さんありがとうございます!

2023年の天文現象とその楽しみ方が一冊でまとまっています!

この記事では、編集を担当したいしかわがおすすめポイントを紹介していきます。2022年よりさらにパワーアップしているところもこの記事で紹介していきます。

注目の天文現象をざっくり確認できる!天文現象ハイライト

2023年も楽しみな天文現象。まずはざっくりどんなことがあるか確認してみましょう。「天文現象ハイライト」では、現象を誌面いっぱい大迫力のCGで紹介しています。眺めているだけで楽しくなっちゃうこと間違いなし!「来年はこの現象を観測したいな〜」って考えながら読んでみてくださいね。

私のおすすめは好条件のペルセウス座流星群&ふたご座流星群!
1月のズィーティーエフ彗星にも期待です!

2023年の現象を詳しく解説!天文カレンダー&注目の現象

「星空年鑑」といえば、「天文カレンダーと天文現象ページ」。その月に見える星空と星空情報がパッとわかる「天文カレンダー」は観望や撮影にオススメ!

①現象ごとに「おすすめ観測方法」のアイコン

「天文現象解説」はその月に起こる現象をピックアップし、わかりやすい星図と解説で紹介しています。

「星空年鑑2023」では、「天文現象解説ページ」の「日付横」に眼視・双眼鏡・望遠鏡のどれで観測するのがおすすめか、一目でわかる「アイコン」が付きました。自分の観望スタイルに合わせてチェックしてみてください!

②スマホアプリ「星空ナビ」との連動でさらに楽しい!

「現象解説」には「星空ナビで探す」QRがついているものがあります。アプリ「星空ナビ」をダウンロードしたスマートフォンでQRコードを読むと、現象の追加解説が読めたり、現象が起こる場所まで案内してくれます。

さらに、「星空年鑑2023」購入者限定の「星空御朱印帳」機能を用意しました。

「現象解説」中には、QRコードがついている項目があります。このQRコードを読み込んで、星空ナビで「探す」ことで「バッジ」を集めることができます。星空を見上げた記録にしたり、コンプリートを目指すのも楽しいです!

「星空ナビ」で記録をつけておくと、「あの時この現象見たな〜」なんて思い出せるので楽しいですよ!

星空の楽しさを伝えたい人にぴったり!特集「星空観望会のススメ」

一人で星空を見上げるのも楽しいけど、皆で見るともっと楽しいですよね。

星空観望会で感じられる「一体感」や来てくれた人が「星ってすごいね!」って感動してくれた時の嬉しさはもっとたくさんの人に感じて欲しいなあ……。

とはいえ、「いざ観望会をやってみよう!」と思ってもちょっとハードルが高いですよね。準備はどうしようとか、このプランで喜んでもらえるかな……とか。

今回の特集では、観望会の先輩たちに観望会のポイント、やっててよかったことなどをお伺いしました。執筆は高知県で星空案内を行うイワシロアヤカ(@sora46design)さん。

どんな準備をしたら良い?計画はどう立てよう?何を見ようか?など、初めて観望会をするときはわからないことがいっぱい。
今回の特集にはそんな観望会のハウツーがぎゅっと詰まっています!

ちなみに、観望会をする時にも星空年鑑2023は大活躍します!

「天文現象カレンダー」は計画を立てるのに最適ですし、「現象解説」は当日の解説を考える参考になりそうです。さらに、付録の「アストロガイドブラウザ」や「ステラナビゲータLite試用版」は当日の星空の見え方を確認するにも良いですよ。

ユーザー登録すると、「天文現象カレンダー」や「2023年天文現象CG」がゲットできます!星空観望会(非商用)の資料に使ったり、SNSで「今日はこんな現象が見られるよ!」と紹介したりするのにも使えます!超便利!

星空撮影をステップアップ!「映える星空撮影入門」

SNSなどでよく見かけるようになった星空の写真。きれいな写真がいっぱいあって惚れ惚れしますよね。

でも、撮影を続けていると「この星まで入っていたら……」「星座が写真の真ん中に来るような写真を撮影したいな」「綺麗な色の空とキラキラな惑星を撮影したい」「流星群を撮ってみたいな」などだんだん欲が出てきませんか?そんなあなたにおすすめな特集です。

素敵な星空写真を撮るためにはシミュレーションが大切。付録の「アストロガイドブラウザ2023」を使って、事前にシミュレーションすることで自分が思い描いた写真に近づくことができます。

今回は、「星座をうまく入れた写真を撮ろう」「好条件の流星群の写真を撮ろう」「朝夕のきれいな空&惑星・月を撮ろう」の3つに絞っておすすめの機材やシミュレーションの仕方を解説しています。

2023年に撮影するのにおすすめな天文現象は、これから撮影に挑戦したい人の参考になります。

「星空年鑑2023」にある「現象解説」ページで撮りたい現象をチェックしたり、「2023年惑星の動き」ページは朝夕の惑星と月を撮りたい人におすすめです!

付録「アストロガイドブラウザ2023」が一年の星見をサポート!

今年も付録DVD-ROMがついています。付録ソフト「アストロガイドブラウザ2023」は一年の星見計画をサポートしてくれます。光学ドライブを持っていない方もWebでユーザー登録するとダウンロードが可能です!

「ステラナビゲータ11」をお持ちの方は、「アストロガイドブラウザ2023」との連動機能もあります。「アストロガイドブラウザ」のカレンダーを見ることができて、手持ちのステラナビゲータ11がさらに便利になります!

Windows版とMac版があるので自分のマシンに合わせてダウンロードしてくださいね。
MacユーザーなのでMac版を活用していますが、直感的に操作できて使いやすいです…!

今年もプラネタリウム番組が楽しい!

今年もDVDにプラネタリウム番組がついています。2023年の天文トピックをまとめた「天文現象ダイジェスト」から気になる最新の天文学「イベント・ホライズン」「JWSTが見た宇宙の姿」など楽しい番組を4本収録。今年はナレーションも私が担当させていただきました。

番組はDVD、オンライン(パソコン・スマートフォン・タブレット)、星空ナビで見ることができます!

個人的なイチオシは「月による食」。2022年にも話題になった「食」。そもそもなぜ起こるのか、2023年に起こる「食」は?場所によって見え方はどう違うのか?などわかりやすく解説しています!

セットで使いたい「星空こよみ ASTROGUIDE CALENDAR 2023」

卓上カレンダー「星空こよみ ASTROGUIDE CALENDAR 2023」もおすすめです。2023年の天文現象をコンパクトにまとめています!

書き込みがしやすいので、自宅や職場で使うのにも便利!
机の上に置いておけるのでいつでも天文現象のチェックができるのがおすすめポイントです!

カレンダーの裏面には、各月のおすすめ天文現象や、見ごろの星座の解説もあります。「星空ナビ」との連動機能もありますよ!

星空年鑑+星空こよみのセット販売もあります→https://www.astroarts.co.jp/shop/item/?o=mook_astroguide_set

「ASTROGUIDE 星空年鑑 2023」で星空を楽しみませんか?

現在、書店・オンラインショップで発売中です。

1年の星空の楽しみ方がまとまった本に加え、星空のシミュレーションができる「アストロガイドブラウザ2023」、プラネタリウム番組とコンテンツが満載です!

2023年は「星空年鑑2023」を活用して、星空を120%楽しみましょうね!

関連リンク

ASTROGUIDE 星空年鑑 2023

星空こよみ

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