【2022年最新】星空ナビで春の星座探し

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春になると何か新しいことを始めたくなりませんか? 過ごしやすい季節なので、新しくアウトドア趣味を始めるのもいいですよね。

ということで今回おすすめしたいのが「星空観察」です!

星を見るのって、星座早見盤や、望遠鏡・カメラみたいな機材が必要だし、遠くに行かないと星は見られないんですよね?

そんなことはありません。星空は実はとっても始めやすい趣味なんですよ!

最近は無料のアプリで星を探したり、手持ちのスマートフォンで星を撮ったりできるようになり、天体観測はとても敷居が低くなりました。月や明るい星であれば、街中でだって見ることができます。

始めるのはとってもお手軽だけど、突き詰めると奥深い趣味です! 興味が出てきたらカメラや望遠鏡を買ったりするといいと思います!

星空観察の醍醐味のひとつが、「夜空を見上げて季節を感じることができる」ということ!

数か月前までは昇っていなかった春の星空が、気づけば早い時間に空に昇ってきているのに気づいたりすると「春だな」と感じて楽しいです! 星空で季節を感じるなんてとっても風流ですよね。

ということで今回は、街中でも簡単に見つけられる星で春を感じてみましょう。

「星空ナビ」を使ってみよう!

今回星座を探すのに、iOS向けアプリ「星空ナビ」を使っていきます。

星空ナビ:http://www.astroarts.co.jp/products/navi/index-j.shtml?ref=side

向けた方向の星や星座を教えてくれる「あの星なあに?」や、流星群・月食などの天文情報、最新の天文ニュースなどがまとまったアプリです。

一部アプリ内課金がありますが、基本無料なのでぜひダウンロードしてみてくださいね。

【2021年4月27日追記】2021年4月16日に「星空ナビ」の「Androidベータテスト版」を公開しました。詳しくは製品情報ページをご覧ください!

「星空ナビ」で春の大曲線を探そう

さて、「春の星ならび」として有名なのが、「春の大曲線」です。

「春の大曲線」はおおぐま座の「北斗七星」の柄を伸ばした場所にある明るい星、うしかい座の「アルクトゥールス」、おとめ座の「スピカ」をつないだ曲線上の星ならびのことを指します。

「春の大曲線」は春の星空の中でも目立つ星ならびです。

「春の大曲線」は2等星以上の明るい星が多いので、街中の空でも見つけることができますよ。

とはいえ、はじめて星を見上げる人が自力で探すのはちょっと大変。今回は「星空ナビ」をつかって探してみましょう。

「星空ナビ」を開くと、今見えている星や星座を表示している「あの星なあに?」の画面が出てきます。右上の虫眼鏡マークで、まずは「おおぐま座」を検索してみましょう。

(左)「星空ナビ」の「あの星なあに?」の画面。右上の「虫眼鏡マーク」から検索します。
(右)「おおぐま座」で検索すると、「おおぐま座」に関連する天体や星座、星のならびが表示されます。

検索結果のなかから「おおぐま座」をタップ。「空でさがす」を使って、実際の星空のどこにあるのか、探してみましょう。

(左)「おおぐま座」の説明。「空でさがす」をタップしてみましょう!
(右)矢印の方向にスマートフォンを動かすと、探したい星座の方向まで案内してくれます

「空でさがす」をタップすると、画面におおきな矢印が出てくるので、スマートフォンをその方向に向ければおおぐま座を見つけることができます。

おおぐま座の長いしっぽの部分にあたるのが「北斗七星」です。

「北斗七星」は神社にある「ひしゃく」や大きなスプーンみたいな形をしていますね!
「おおぐま座」はザ・くま!って感じの星座。暗いところで空を眺めると、夜空の中でくまのかたちに星をつなぐことができますよ〜! くまの足先には爪みたいな3つの星もあります。爪の先っぽまで星を辿れたら上級者の仲間入りかも!

さて、北斗七星をもとに、他の星も探していきましょう。

北斗七星の柄の部分をぐぐっとのばしていくと、うしかい座の「アルクトゥールス」、おとめ座の「スピカ」の2つの星を見つけることができます。

迷ってしまったら、「あの星なあに?」の検索から、「うしかい座」「おとめ座」を検索すればOK!

実際の星空で迷子になってしまったら、「星空ナビ」に案内してもらいましょう!

実際の星空の中でよく見てみると、「アルクトゥールス」は赤っぽい色、「スピカ」は白い色をしていますね。

「アルクトゥールス」は麦の収穫時期に美しく輝くことから「麦星」、「スピカ」はその美しい白色から「真珠星」とも呼ばれています。

「春の大曲線」は北斗七星をぐぐっと伸ばすのが楽しいです!

さらに、アルクトゥールス、スピカを結ぶ曲線をさらにぐぐっと伸ばしていくと、「からす座」を見つけることができますよ。

神話に登場するからすは街中でよく見かけるような真っ黒な姿ではなく、真っ白なからすです。神話の中では神の使いを任されていたのですが、とある理由で真っ黒な姿になってしまいました。
詳しくは「Cosmo Radio-からす座-」をチェック!

春の大三角を探してみよう

次は、「春の大三角」を探してみましょう。「春の大三角」は先程紹介した春の大曲線の一部である、うしかい座の「アルクトゥールス」とおとめ座の「スピカ」にしし座の「デネボラ」を加えた三角形です。

「あの星なあに?」の検索機能で「春の大三角」を検索して、実際の星空で探してみましょう。

アルクトゥールスやスピカに比べると、しし座の「デネボラ」は少し暗めの星。夜空に大きな正三角形をイメージするとつなぎやすいですよ。

「あの星なあに?」の検索機能から、「春の大三角」、「春の大曲線」を探してみましょう!

「春の大三角」や「春の大曲線」以外にも、春にはいろいろな星座や星のならびを見つけることができます。「星空ナビ」の「毎日の暦」ページでは、おすすめの星座や惑星を紹介しています。これらをヒントに、ぜひ春の星空を楽しんでみてくださいね。

(左)「星空ナビ」の「毎日の暦」ページ。今日の日の出・日の入りの時刻や、今日の惑星の位置などの情報がまとまっています。
(右)「毎日の暦」ページでは今日見やすいおすすめの星座をピックアップしています。気になる星座をタップしてみましょう。

星空で季節を感じてみよう

少し星座を覚えるだけで、普段見上げる星空が違ったものに見えてきます。春だけでなく他の季節にも魅力的な星座がたくさん!

夏は「夏の大三角」と天の川、秋はエチオピア王家の物語の登場人物たち、冬はキラキラ輝く冬のダイヤモンド…!楽しみがいっぱいで今年も季節ごとの星空を見上げるのが楽しみです!

2022年は月食や流星群、惑星同士の接近といった見逃せない天文現象も。天文趣味は今年が始めどきです!(2022年3月追記)

「星空ナビ」を使って、春の星座たちをぜひ探してみてくださいね。

「星空ナビ」をダウンロードする!http://www.astroarts.co.jp/products/navi/index-j.shtml

もっとしっかり星を見たい!

もっと星空に近づきたい! そんなあなたには「星座望遠鏡」がおすすめです。肉眼の視野の広さはそのままに、星空にぐっと近づいたような見え方を楽しめますよ。

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