宇宙の不思議に出会うアプリ「星空ナビ」開発秘話

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ブログ記事でははじめまして。プラネタリウム事業部のとよだです。主にソフトウェアの開発などを担当しますが、どういうわけか大工仕事も電子工作もする何でも屋です。

今回は、先日オープンベータテストを開始したモバイルアプリ「星空ナビ」の開発秘話をお届けします。オープンベータテストは、申し込み不要で誰でもアプリをダウンロードして、機能制限なく使っていただける公開テストです。ぜひお気軽にご参加ください。

そんな星空ナビですが、いまだ開発の真っ最中。「秘話」も含めて、全ては作りかけです。そこで今回は、「星空ナビ」を生み出すことになった思いを書いてみたいと思います。

星空ナビはどんなアプリ?

「星空ナビ」は、アストロアーツの新しいモバイル星空アプリです。

アストロアーツはプラットフォームごとに色々な星空アプリを出しているので、また?と思うかもしれませんが、今回のものはいつもとちょっと違います。オープンベータのニュースには「宇宙の不思議に出会う」などと書かれていますが、「星を調べる」ではなく、「不思議に出会う」を目的に作ったのが、今回の星空ナビです。

「昔DSに星空ナビってあったよね?」

おっと、それはよくご存じですね。10年くらい前になりますが、Nintendo DS向けに「星空ナビ」というソフトを開発してリリースしていました。実は「星空ナビ」はシリーズ化していて、スマートスピーカー版などもあります。

今回の「星空ナビ」は、DS版の移植というわけではありませんが、あえて似せた部分も色々とありますよ。DS星空ナビをご存知の方は、このインターフェイスはわざとかな?などと、類似点を探してみてください。

宇宙は不思議でいっぱい

わたしたちの暮らしには、便利なものとたくさんの知識にあふれています。いつでもどこでも、スマホで必要な情報を調べることができ、宇宙には人工衛星を飛ばし、多くの情報を扱っています。日々の生活では、不思議な現象に出会うことはなかなかないように感じられてきます。

そんな中で、宇宙のニュースはいつでも新鮮です。流星群や日食・月食のような珍しく美しい現象、すべてを飲み込むブラックホールや宇宙の始まりと終わり、宇宙に生命はあるのか、宇宙人はいるのか、地球やわたしたちの行末はどうなるのか。いつも興味深い話題に満ちています。しかし同時に、巨大な天文台や特殊な観測施設がないとどうせわからないし、わたしたちの日常には関係がない。そんなふうに考えがちです。

確かに、簡単に見ることができないものも、たくさんあるかもしれません。けれど、星空の話題は決して夢物語ではなく、現実の出来事です。目に見えないブラックホールも、100億光年離れた銀河も、わたしたちが星空ナビを持ち、手を伸ばしたその先に確かに存在していて、ほんの光子一つかもしれないけれど、わたしたちにだってちゃんと届いているのです。

ともすれば現実感を失いがちな、星空の話題とわたしたちとをつなぐ架け橋になることを目指して、このアプリを作りました。流星群も月食も、銀河もブラックホールも、ニュースの中だけの遠い話ではありません。星空ナビの画面の先にある不思議に出会い、現実感を楽しんでもらいたいと考えています。

「あの星なあに?」と「星空だより」

そんな星空ナビの2本柱が、「あの星なあに?」と「星空だより」です。

「あの星なあに?」は、向けた方角の天体がわかるという、一見普通の星空アプリ機能。

ただ、空に向けながらよく見回すと、ちょこちょこと最新ニュースタイトルが紛れ込んでいるのに気付くと思います。また、よく知った天体にも、こっそりとニュースや現象ガイドがくっついていたり。星空アプリを使ったことがある人ほど、不思議に感じられるかもしれませんが、まさしくその方向に、驚異の現象があるというわけです。

星空に向けて探し回るときに、天体だけでなく、現象もニュースも同時に目に入る仕組みになっています。面白そうな話題を見つけたら、ぜひ下のカード一覧からカードを開いて、中身を読んでみてください。

天文ニュースや現象ガイドも星図内に表示

もう一つは、ニュースや現象を一覧する「星空だより」。いろいろな話題がタイル状に並び、見た目にも楽しくなるように工夫しました。一番上にある吹き出しでは「今この瞬間」の情報を教えてくれますし、1日の現象をまとめて見られる「暦」カードもあります。

これで見つかるニュースや現象は、すべて星空の中から探すことができます。カードを開き、右上の「星を探す」ボタンを使うと、ニュースでもなんでも、空の中での場所を指し示すことができるのです。

天文ニュースや現象ガイドをタイル表示
天文暦やおすすめ天体をまとめて表示
「ニュースがあった場所」を探す

面白い話題を見つけたら、「星を探す」で場所を調べてみてください。最先端のニュースの「場所」なんて、考えたこともないかもしれませんが、空のどこかには必ずあるのです。例え肉眼で見ることができなくても、「あっちのほうにブラックホールがあるんだね!」などと思えば、なんだか身近に感じられて楽しくなってきます。

紹介したいことはまだまだありますが、長くなってきたので、またの機会にしましょう。開発中のアプリなので、皆さんのご意見でいろいろな部分が変化しています。まだお使いでない方は、実際に触れてみることができますので、ぜひ下記の製品ページから、オープンベータテストにご参加ください!

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