月は欠けても、また満ちる

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くぼた
くぼた

どうも、ソフトウェア技術部のくぼたです。先週末(2020/11/14)、関東地方はお天気に恵まれました。夜中に目を覚ました私は「そうだ、月を撮ろう!」と車を走らせました。

 向かったのは神奈川県の湘南平(高麗山公園)。ここは以前、ネオワイズ彗星(C/2020 F3)を撮った場所でもあります。ベンチに腰掛けて東の空を見守ります。

 もうそろそろか、と双眼鏡であたりを探すとすぐに見つかりました。不気味なほど赤黒く細い月のお出ましです。急いで望遠鏡(BORG 71FL)とカメラ(Canon EOS Kiss M)を調整しようとしましたが、なんと既に月は画角の中に。まずは1枚目を撮影。

 どうでしょう。周りの空気の冷たさもあってか、月がニヒルに笑みを浮かべている。そんな感じがしました。月がその高度を上げるにしたがって、そばに侍らせた水星も存在感を放ちます。

 そのうち、だんだんと空も明るくなってきました。刻々と変化する薄明のグラデーションを背景に、一堂に会した月、水星、おとめ座のスピカ、金星はまさに息をのむ美しさ。私の隣で同じくカメラを構えていたおじさまと「神秘的ですね」と感動を共にしました。束の間ではありますが、天体と人との一期一会でした。

 そんなとき、弊社の人間から連絡が入りました。それはたった一言、しかし興奮を含んだ1行でした。

「iPhone12は水星も撮れる!」

 メッセージに一緒に添付されていた写真がこちらです。

 ホントだ!写っていますね~!

ひろせ
ひろせ

事業企画部のひろせです。そうなんです。私もちょうど東京から、くぼたさんと同じ月を見ていました。コペルニクスは水星を生涯見たことがないという逸話(真偽不明)があるので、水星を見る度に「コペルニクスを超えた」と感じてます。試してみるものですね。

くぼた
くぼた

さすが、こぼれ話が面白いですね~

ひろせ
ひろせ

自分の目で見た天文現象を、割りかしそのままスマートフォンで残せるという事実に改めて技術の進歩を感じます。

くぼた
くぼた

昨今は特に、各社カメラ機能に力をいれていますよね。

ひろせ
ひろせ

2012年2月に月と金星と木星を撮ったときは、水星や地球照がスマホで難なく記録できるようになるとは想像もできませんでした。そうそう、そのときの画像がこちらです。

2012年2月に撮影した月、金星、木星(撮影:ひろせ)
くぼた
くぼた

2012年…… つい最近のように感じますが、一般的なスマホはこれくらいの画質でしたね。時の流れを感じます。


 おまけ。この記事を書いている11月17日は、自宅で業務を行なっていました。今宵もいい色の空だなあ、とベランダに出たところ、西の空に沈みゆく月が、もう本当に景色に沈みかけ!

 ほれ、三脚!はい、カメラ!あ、バッテリー!SD カードも!鏡筒、鏡筒、よしよし…!

 電線や木の枝も、こうなっては良い味です。うん。良い味。

 完全に隠れる前に、もういっちょ。今日も一日、お疲れ様でございました。

 

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