5月26日は皆既月食。皆さんのお住まいの地域では観測できましたか？ まあるい満月が端っこから欠けていき、皆既中は赤く輝き、そしてまた元の形に戻っていく…。じっと待つことの多い天文現象の中でも月食や日食は変化がわかりやすくてドラマティック。11月のほぼ皆既月食も楽しみですよね。次回の月食も晴れることを願って、お月様にまつわるお菓子を食べていきましょう。
今回紹介するのは「媛（ひめ）の月」。
愛媛県にあるお菓子屋さんのおまんじゅうです。青空に大きく浮かぶ黄色い月が印象的なパッケージ。背景にはうっすらとしまなみ海道に似た橋もかかっています。今回いただいた「媛の月」はミニ版。通常の「媛の月」はもう少し大きいそうなのでそちらも気になりますね。
さて、公式ホームページには「しっとり、もちもち」な新しい食感が自慢と書かれていました。もちもちしたおまんじゅう、どんな食感がするのか楽しみです。
ふたつに割ると、こしあんに包まれたカスタードクリームが出てきました。なんだか夜空に浮かんだ月みたい。食べてみるとふんわりもちもちで、普通のおまんじゅうにはない新しい食感！ 和風なあんこと洋風なカスタードがマッチしていて、緑茶にも紅茶にも合いそうです。上品なお味なので、手土産として持っていくのもいいですね。少しずつ食べていくと、月を食べる地球の影の気持ちがわかってきたかも！ 美味しすぎるのでもう一個いただいちゃいましょう（食べ過ぎには注意！）。
「媛の月」は川合慶一さんからいただきました。ありがとうございます！
（星ナビ2021年7月号にて掲載）
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